意識を共有して、子育てする (ケータイ見てちゃ、共有できないよ!)

子どもの〈そだち〉にとって、大人と一緒にいることが、非常に重要だと思っています。

なぜなら、子どもは社会の一員になるべく育っているからです。

 

社会の一員になるとは、社会の文化に馴染むことであり、馴染むためには身近な大人と、文化を共有することが欠かせないのです。

文化とは、言葉遣いや振る舞い方などを指します。 信頼できる大人と、同じ文化に馴染むことは、心地良いことなのです。

そして、喜んで文化に馴染むためには、意識を共有することが大事です。

向いている方を共有し、感覚を共有し、感情を共有します。

ひと言でいえば、共感です。

 

たとえ一緒にいても、ケータイをいじっていれば、あまり時間を共有してないことになります。

お互いの意識が重ならなければ、共同の意識はもてないのです。

 

大人同士であれば、お互いがケータイをいじっていても、そこにいる感覚があれば十分ということはあります。

しかし子どもの場合、まだまだ「みてみて~」と、相手の意識をひっぱってきて、「そうだね~。おもしろいね~。」と言葉にしてもらないと、共有する感覚がもてないものです。

だから、大人の方から子どもの視点に入り込み、子どもの反応に応じて、語りかけたり振る舞ったりすることで、やっと共同意識を持て、文化に馴染んでいきます。

 

子育ては、「量より質だ」という考え方には、腑に落ちないところがあります。

あくまでも、「量も質も」大事です。

僕はそう思っています。

 

共働きの忙しい家庭の親にとって、「少しの時間でも、濃い時間を持てれば、大丈夫ですよ」という意見は、安心できるものでしょう。

それでも、大丈夫なことだって、実際あるかもしれません。 否定はしません。

 

でも原則は、違うと僕は思っています。 あくまでも、量も質も大事です。

そのための社会保障も充実すべきだと思います。

 

そして、iPhoneという超絶便利で、いろんなことができちゃう機器があっても、まず子どもと意識を共有することを大事にしていきたいと思います。(これ、僕にとっては意外と悩みなんですよね~)

 

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。

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