1度にたくさんのことができないのではなく、1度にたくさんのことを頭の中では処理できないのだ
つくづく僕は、頭の中の処理容量が、少ないんだなと思います。
頭の中では、たくさんのことを同時に処理できないのです。
僕はけっこうボーッとした性格で、高校のころは、友達といても話題が思い浮かばずボーっとしちゃうことを悩んだり、社会人になっても「ボーっとしてるね。」と言われたり、自他ともに認める容量の少なさなのです。
しかし現実は、なかなかのんびりさせてくれません。
仕事でのんびりすれば、それだけ周りに迷惑をかけます。
プライベートでのんびりすれば、食って寝るだけで終わってしまいます。
現実では、非常に多種多様なことを、同時進行で進めなければならないのです。
ただこんな僕でも、多種多様な作業や活動を、同時進行でけっこうできています。
人によれば、こんな僕の多種多様な同時進行を、ある種の目標としてくれる方もいます。
なぜか。
それは、1度にたくさんのことを頭の中で処理していないからです。
ん??どういうことだ!?
頭の中で処理できることは、とても少ないです。
それは、変わりません。
だから、「次に何をやるべきか」「今はどのような状態か」「優先順位の高いものから低いものまで、どんなタスクがあるか」「先送りしていいものは何か」といったようなことは、すべて頭の外で管理しています。
頭の中ではありません。外ですよ。ここが大事ですよ。
マジカルナンバーセブンという言葉があるように、頭の中で保持・処理できるのは、7つくらいです。
8つに増えたとたん、何かが漏れたり、何も入らなかったりします。
だからたぶん、頭の中の処理能力は、そんなに差がないと思います。
「次に何をやるべきか」「今はどのような状態か」「優先順位の高いものから低いものまで、どんなタスクがあるか」「先送りしていいものは何か」といったようなこと。
つまり、「タスク管理」を、頭の外で、いかに快適な状況で作り上げるか。
それによって、同時進行できることが変わるのです。
僕は、1度にたくさんのことを、頭の中では処理できません。
でも、多種多様な作業・活動を、同時進行にはできます。
それは、タスク管理をしているからです。
それを、少しでも広めようと思います。
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