人が行動を変えるのは、成功体験を得た時である。だから、毎日のレビューで小さな成功体験を発見することで、行動を変えられる。
人間は習慣のかたまりだと言われます。
では、習慣ってどのように変えたらいいのでしょうか。
習慣は、行動の積み重ねだとしたら、行動が変わらなければなりません。
ある日、気付きました。
「成功体験で、気持ちよかった時に、行動って変わるよな…。」
そうです。人間は快を求めて、行動を変えるのです。
それに気づいた時、僕が行っている「日次レポート」が、意義あるものだと実感しました。
日次レポート
僕は、毎日、その日一日を振り返っています。
振り返りの仕方は、「決まった質問に答えていく」という方法です。
具体的には、以下の質問です。
[1.達成感を感じたことは?]
[2.そのために何をした?]
[3.課題だと感じたことは?]
[4.原因は?]
[5.次はどうすべき?]
[6.まず何をする?]
これを僕は、日次レポートと呼び、仕事でもプライベートでも毎日やっています。
一般的には、日次レビューと呼ばれることが多いです。
良かったことも、悪かったことも、忘れてしまう
記憶というのは頼りなく、あまり正確に大量に覚えているものではありません。
あいまいに一部分だけ覚えているものです。
それが、自分にとって良きものであれ、悪しきものであれ、忘れてしまいます。
だから、頭の中で悩んだって、振り返りの質は、高くありません。
書きつけておくことで、やっと正確に振り返ることができます。
僕の場合は、さらに、日次レポートを、毎週振り返って週次レポートを作成します。
週次レポートを、毎月振り返って月次レポートを作成します。
こうして、エッセンスをどんどん昇華していくのです。
そして、自分にとって良かったことは、引き続きできるようにする。
悪かったことは、改めるようにする。
これを、納得して行うことができるのです。
そう、行動が変わり、習慣が形成されるのです。
ヒンズー教の教えと言われる、次の言葉が、現実味を帯びてきます。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
1日3分の日次レポートが、人生すら変えてしまうのですね。
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