【ふくタス】顔の見える関係が、どれほど大事なのかは、考えておく

福祉業界では、「顔の見える関係」が重視されます。

困った時、悩んだ時、すぐに相談ができるには信頼関係が大事で、その一歩が、顔の見える関係です。

一方、顔の見える関係であるためには、時間やコストがかかります。
特定の場所、特定の時間に、人が集まらないとならないからです。

在宅福祉や地域連携が強く求められるにつれ、顔の見える関係であることは、ハードルが高くなってくるのを感じます。

僕は、テレビ電話を使った意見交換は、福祉業界でも使えると以前から思っていました。
特定の場所に集まらなくても、多くの人が会することができるからです。
移動する時間がなくて話せないくらいならば、テレビ電話を使ってでも話す方が、ずっとずっとましだと思うのです。

しかし吉越浩一郎さんの著書では、さらに上を行く発言がありました。

テレビ会議の利点はお互いの顔が見えることだと言われます。
しかし、顔を見ることはそれほど重要じゃない。
大切なのは、会議で決まったことを社員がライブで理解し、情報を共有すること。
それがテレビ会議導入の最大の理由でした。

Amazon.co.jp: 2分以内で仕事は決断しなさい: 吉越 浩一郎: 本

「顔の見える関係」が大事なのは、僕も分かっています。
しかし、「顔を見ることはそれほど重要じゃない」という意見も、常に意識していようと思います。

とくまる
公務員タスク管理の人
「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう!
うまく仕事ができずに悩んだ20代。
タスクシュートを中心としたタスク管理を始めてから、自治体独自の制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。
制約の多い公務員のためのタスク管理を研究中。
愛用はTaskChute2。
自分史/発達障害/子育てパパ
※発信は所属する組織とは関係なく、個人の見解です。

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